斬られ権佐
2011年 02月 22日
最近、時代小説が好きです。
ミステリーものは、
寝る前に読むと恐い夢をみることがつづいたので(笑)
気分を変えて時代小説を読み始めたら
これがまたおもしろい。
そんななかでも今のとこダントツなのがコチラ。
『斬られ権佐』 宇江佐真理著
内容(「BOOK」データベースより)
惚れた女を救うため、負った八十八の刀傷。江戸・呉服町で仕立て屋を営む男は、その傷から「斬られ権佐」と呼ばれていた。権佐は、救った女と結ばれ、兄貴分で八丁堀の与力・数馬の捕り物を手伝うようになる。押し込み、付け火、人殺し。権佐は下手人が持つ弱さと、その哀しみに触れていく。だが、体は不穏な兆しを見せ始めて―。一途に人を思い、懸命に生きる男の姿を描いた、切なくも温かい時代小説。
単なる時代小説じゃない、
読み終えた時じーんと熱くなってしまいます。
それでいてお江戸の風物描写はすばらしくて、
登場人物の声が今にも聞こえてきそうな。
女性は好きだろうなー。
ぜひ女性のみなさんに読んで欲しい!
こんなダンナさんが欲しい!!!と思うはず 笑
いつもは一冊読み終えたら
間をおかずに次を読み始めるんだけど、
これはあまりによかったので
次を読み始めるのに2、3日あいだをおきました。
次の本を手に取る気になれなかった。
そのくらい、おすすめです。
ちなみに、
以前、シリーズものの時代小説の
いきなり9巻を読んだのだけど(「妻はクの一」シリーズ)
いきなり9巻のままチェロ子に貸しました(笑)
苦笑いしてました。
by rie_hoy
| 2011-02-22 01:08
| LIFE